●売上は標準活動の量よりも、より密度にかかっています!
売上アップを達成している営業マンは、営業活動をフル回転することに貪欲です。ひとつの訪問先にひとつの目的で終わらせることはきわめて少ないと言っていいでしょう。営業活動が自らの宣伝・広告手段であることを、隅々にまで行き渡らせる活動をしているからです。
売上アップが出来ていない営業マンは、一度の訪問にひとつだけの目的で終わらせていることが多いものです。
見込み客や顧客との会話で、飛躍できる因子を見つけられないこともその一つですが、日頃そのきっかけとなる材料をインプットしていないことにも大きな原因があります。
せっかく顧客開拓のヒントがあっても、それに気づくか気づかないかの差が、多くの場合、売上アップの差となって残るのです。
データを集めていることもその一つですが、せっかくの訪問を生かし切れていない営業マンと、同じ訪問をしても多くのサポートを献じ、自然な形で開拓のヒントを持ち帰る営業マンの差は、売上そのものに微妙な影響を与えています。
売上アップを達成するには、一度の訪問にどれだけパワー・アップした営業マンの力量が反映されるかでずいぶんとその結果が違うものです。
自らの営業マンとしてのグレードを自覚的にアップさせるには、その一度の訪問にどれだけのことができるか、まさにそこに基本的な秘密がひそんでいることを気づきたいものです。漫然とした訪問には計画的な売上アップはおろか、標準活動の原則さえ失わせることになります。
同じように見かけはしていても、売上結果が違うのはその密度において隔たりがあるからです。その訪問に何が盛り込めるか、この質問にどう答えられるか、ひとつのきっかけを見つけられるか、見つけて拡がらせて行くか行かないかは、その営業マンがいかに標準的に密度ある営業を心得ているかにかかっています。