●エア・ポケットは普段から探す習慣を身につける!

中小企業では自らに一点のミスが無くても、有力顧客が商品のせいで、一瞬にして消失します。
商品力やメンテナンス力の差はブランド営業と比べるべくもありません。
営業マンに求められるものは、故にこそ<顧客再生力>なのです。

さあ、その続きです。
超大物助っ人が突然帰国! というのと、同じような事態が、時に起こるのが中小企業における営業活動の実態です。
それも企業力の脆弱さがもたらすもので、営業マンにはいささかの瑕疵も無い、となれば……。

そのとき、あなたなら、どうする?
誰でも腐りに腐りますよね。天を仰ぎ、慨嘆するばかりではない、怒り心頭、重点顧客が水面下に沈んで影カタチも無くなるようなものですから、これを怒らずして、何を怒るんじゃ〜ッ、というような事態です。

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しかも、同工異曲の未熟な商品の納入で、同様の失策はこれが初めてというわけではない! 商品工場の懲りない面々、どうしてくれる! ——という心情です。

プロ野球でも、「ベンチがアホやから」云々で辞めた選手がいますが、その程度ではありません。マスコミも騒いでくれませんし、被害はおのれ一人、背負っていかなければならないのです。
会社にとっては氷山の一角が水面に没したに過ぎず、全体のパーセンテイジから言えば、よくあることでもあるのです。

こんなことがトップグループ営業マンの顧客ほど起きがちなのです。
なぜなら、仕事量が多いから、必然的に、不良商品の確率も高くなる、これが冷静に考えて、当然の公理でもあります。
しかも、ミスを起こしがちで、この仕事には外してもらいたいと願っていた、その本人がまたやっちゃった!ミスとなれば、天災というより、人災に違いありませんよね。そのとき、あなたなら、どうする?

こんなことが修正されず、配置転換も無ければ謹慎?も無く、人的メンテナンスの無いのがまた中小企業の一般的な動静なのです。私はどうしたか? 怒るに怒りました。アホらしくて辞めました。

そんな会社もあります。しかし、これで転職していてはキリがないんですね。
またぞろ転職先で同じようなことが起きるだけです。で、或る時期から、あきらめました。
その代わり、<顧客再生力>を身につけることにしたわけです。

もちろん怒るに怒ることも忘れてはいません。
ナアナアでやるより自らのボルテージを高めるためにもそうするのです。
そうしておくことで、営業としての存在感や発言力を高めておくことができるわけですし、<顧客再生力>の必然性も高めるのです。

そこで、皆が見ているようで見ていないエア・ポケットです。
猫も杓子も眼を注ぐあの企業、その対象にもそれがあるはずです。
開拓不能対象と目されたターゲット外企業、その対象にもそれはあります。
ありますというより、あるのではないかと必至で鉱脈を探すのです。
これをふだんの標準活動、新規開拓の、照準アンテナとして取り込んでおく、それを習慣にしておく、それが習慣になっていくと、見えるものが違うのです!

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