3・3・1の法則を知れば、労働密度はアップする!

3・3・1の法則というものがあります。
これはコンスタントに成果を出すための基本原則みたいなもので、業種によっていささかの異同はあるにしても、アポイントを得た新規訪問10に対して3つの見込み客、見込み客10を数えることが出来れば3つの顧客誕生、顧客10に対して、レギュラーと呼べるほどの有力顧客は1つということです。

それくらい、有力顧客の開拓に辿り着くのは<至難>ということでもあります。
つまり、これを逆算する新規訪問をしているか否か、営業を充実させるにはこれを着実に守って、結果を待つだけなのです。
  
それが営業のサイエンスなのですが、これを果たしたのち、優績に登りつめた営業マンがどうしているかというと、基本的には全く同じです。
違うのはその数字に、顧客紹介の新規顧客が、多く含まれてくることです。
新規開拓の、5割前後の数字が、そういう形で生み出されていることでしょう。
新規訪問数が半分に減っても開拓数はさほど変わらない。
――それが、蓄積のサイエンス、でもあります。
ただ表側を真似ただけで同じ結果がもたらされないのは、この辺りにも事情があります。
  
紹介が出てこない営業マンであるより、紹介が頻繁にある営業マンであることは、信用と信頼の証明です。
紹介が少ないということは、開拓した顧客数もおそらく少ないでしょう。

3・3・1の法則に続けて、紹介の法則を付け加えるなら、
顧客30に1というのが紹介比率として浮かび上がるかもしれません。
しかもその顧客内容は1度きり(一見客)の顧客ではなく、リピートの生まれた顧客を数えた上の30に1というのが正確です。
  
その中にまた紹介頻度の多い、世話好きとでもいえるほどの人脈の方と遭遇するのは、やはり開拓顧客数随一という営業マンでしょう。
これはお金のあるところにさらにお金が流れ込むような定理ともいえます。

楽して儲かっているようなその実質は、以上のような累積する活動が生んでくれるものです。
これも孤軍奮闘時代を経て、ゆるやかにあなたのファン或いは協力者が、ひとりまた一人と、生産活動の流れを生んでいくからです。
そうした流れが生まれてくるのも、恣意的にそうなるのではなくて、あなたを軸とした活動が、社内同僚営業マンより明らかに大きく多い、その結果に過ぎません。
  
もっと言うなら、思いもかけぬ紹介と同じように、この流れのさなかでは大きな運も呼び込まれてくる、と言っていいでしょう。
スランプさえもが素通りしていくこんな流れを動かしているのは、軸と成っているあなた自身であることに、改めてそのとき気づくでしょう。
  
人より大きく多い活動とは、人より大きなダメージを受け、人より多い断りも浴びていく、その時間のことでもあります。
それを短期集中でやり遂げていくから、或る水準を超えると、大きな成果と多くの讃辞に、それは変わっていくのです。

  
並みの営業マンの共通する誤謬は、いつも平均点の視野と量とで、延々とその活動を続けているからです。延々と同じような状態から脱出できないでいる、その名をサラリーマン営業と呼びます。運も見放すわけです。
  
初動活動で、のんびりまだ素人だからと、自らを甘やかしていて、飛躍はありません。筋肉も思考もまだ柔らかいうちに、一気呵成、自らを体感の巷に放り込むことほど有効なことはありません。
  
市場は教師であり、鉄アレイでもあり、自らはサンド・バックです。
一度営業筋肉が生まれ、それが知り、それが覚えたことは10年過ぎようと20年過ぎようとも、少しの予備運動だけで蘇るものです。

ほとんどの会社の営業部が上位3分の1の売上でその命脈を保っていると言われますが、その3分の1に入っていなければほとんど営業を選択した意味は失われていくのです。
営業を選んだ時間的快楽も失われ、拘束時間はかえって過大を極め、その上、事務職とは異なる収入の飛躍にもあずかれず、もっとも年功序列、年々序列からも縁遠いセクションですから、万年テール・エンドの憂き目を舐め続けるだけです。
  
いつも平均点の視野と量とで、延々とその活動を続けている結果はそんなことなのです。そこに一線を引く意志と覚悟だけが、優績者への分水嶺です。
難しくはないが、持続する志だけが別れ道でもあります。

oregamoukeru at 10:19 │Comments(0)TrackBack(0)clip!標準活動  | 営業基本のき

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